ブレーキ能力
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このグラフは通常型と強化型ベアリング(ともに外径630mm)の静的なブレーキトルク実測値を表します。 両者のブレーキトルクはブレーキ圧力に比例し、強化型は通常型の6〜7倍のブレーキトルクを発揮します。
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ブレーキトルクのイメージ
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120kN.mのブレーキトルクと言ってもピンとこないかもしれません。 トルクの概念は2次元で、SI単位表示ですから。 分かりやすい例で言えば、「40トンのトラックをこのベアリングにつり下げても回転しない」ようなイメージです。
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ブレーキベアリングの特長
ブレーキベアリングの特長は、なんと言っても、リングピストンを採用したことで受圧面積が大きくとれる、つまりブレーキ基本性能が高いという”生まれの良い”点です。 そして部品点数が少なく構造が簡単であることから、壊れにくく量産すれば低コスト化可能なことです。 また摩擦板を増やすなど摩擦面積を増やすことによって、いくらでもブレーキ力は高める事が出来る点で限界がありません。 もちろんこのベアリングは、ベアリング+ブレーキ機能を持った省スペースな、全く新しい回転支持要素になります。
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